デザイン展二日目。
この日の目玉イベントである「中村佑介スペシャルトークライブ」を開催。
予想通りたくさんの方がご来場。
イラストレーターの中村佑介先生。
とっても気さくな方で、面白い方でした。
(講演前に控え室で初めてお目にかかりましたが、今年の年賀状に中村さんの似顔絵描いたこと、言う勇気はなかったなぁ:笑)
楽しいトークで、会場は終始ご欄のような雰囲気に包まれていました。
そして惜しげもなく、手描きの生原稿を!
生原稿ですっ。
せめて透明クリアファイルに入れるべきではっ!?と思いましたが(笑)
来てくれた高校生もこれには興味津々。
熱く見入っていました。
いちばん感受性の高いこの時期、この年頃にこれは刺激強すぎっ★
うらやましい!
直接、中村先生への質問のチャンスにもみんな積極的に挙手!
先生ご自身のことやイラストを描くうえでの質問をする姿も熱かったです。
トークの冒頭の「ビックリマンシール」の話が個人的には面白かったし、大好きです。
特に小学校の友人井上くんのくだりはサイコーでした(笑)
簡単に話すと・・・。
当時大ブームだった「ビックリマンシール」を買ってもらえなかった中村少年が辿り着いた先が「自分オリジナルのビックリマンシールを描く」という結論。
ある日、友達数名が家に遊びに来たときに、お菓子の缶に隠してた手作りシールがみんなに見つかり、からかわれて、バカにされ・・・。
でも、その中にいたお金持ちで、ハンサムで、ビックリマンシールも全種類持ってて、優秀で非の打ちどころのない、大キライだった井上くんがみんなが帰ったあと、「このシール売ってほしい」と一言。
そこから俄然、毎日シールを描きまくる中村少年(笑)
でもある日、あることに気づきます。
この井上君、「このシールは買う、でもこのシールはいらない。」と選んでいることに。
そこで「人が喜ぶことができるイラストを描こう。そのほうが楽しいし、面白い」と気づいたそうです。
これがイラストレーター中村佑介誕生、そしてターニングポイントだったんでんでしょうね。
学生たちにとっても、この講演会の日がターニングポイントであるよう願うばかりです。
中村先生お忙しいなかでの講演会ありがとうございました。(香川来県はあるそうですが、こういった講演会は初めてだとおっしゃっていました♪)
さてさて、トーク後も私の頭の中はビックリマンシールのことでグルグルでして・・・。
帰宅途中に買ってしまいました。
昨年店頭から一時姿を消し、先日1件売ってる店を発見。
おそらく県内では販売終了間際のシリーズ「6」。
春には「7」が発売予定だそうです。
出てきたシールは「助舟」。
・・・・い、いらね~っ。個人的にはハズレです(笑)
実は、私マナベ少年も御多分に洩れず、当時のビックリマンシールブームにはドップリとはまっておりまして・・・。
でも未だに発売されているってことはブームも地~味~に続いてるんでしょうね。
最近ではこんな「ももクロマンチョコ」とかも売ってますし。
でも当時、ロッテ「ビックリマンチョコ」は社会現象にもなりったほどで、買えない状況・・・。
そこで、マナベ少年は泣く泣くマイナーなカバヤの「ハリマ王の伝説シール」を、なぜか同時にせっせと集めていたというツライ過去もありまして(笑)
どうですか?
どこかビックリマンに似てるけど、でも・・・なんか違うでしょ?(笑)
しかし中村先生みたく「無いんなら自分で描く」といく発想には至らんかったなぁ・・・。
【マナベ】