今日は建築家の谷尻誠氏の講演会でした。
「建築」はまったく未知の世界なのですが、以前谷尻さんが出演した某TV番組「ソ〇モン流」が大変興味深い内容だったので、今日を楽しみにしていました。
そんなメジャー番組に出演されるほどの方が、こんな地方にふらっと来ていただけることに感謝です。
学生も真剣に聞き入っていました。
たくさんの写真をお持ちいただいてのトーク。
どれも楽しく、なるほど、というものばかりでした。
話を伺っていくと「建築家=建てる人」という概念が覆りました。
というのも、こんな話をされました。
『本屋を作るとき・・・「設計しか考えない」という考えではよくない。たとえば書籍を色で分けて本棚に並べてみる。すると色のグラデーションによるデザインもできるのではないか?という考え方が必要です。』
そうなんですね、つまり「建築家=デザイナー」なんですね。
建築のコンペも然り、とにかく色々と「考える」ということを実践されている方でした。
今日、特に心に残った言葉が三つあります。
【像力が大事】
【無意識を意識すること】
【自分の中に何か目標を立ててそれに向かうべき】
常にチャレンジをされている、その姿にプロの姿勢を見ました。
講演後は学生たちと一緒に軽食を囲んでの座談会を。
学生たちにとっても有意義な一日だったと思います。
【マナベ】