先週の話のつづきになりますが、萩市です・・・。
萩:【江戸時代、萩藩の城下町とし、栄え、幕末には吉田松陰や高杉晋作、木戸孝允等の志士を輩出し、日本近代化の礎となる明治維新を成し遂げた地である。また市内の至るところに土塀や石塀、武家屋敷、町家、古刹等が今なお残っており、まちじゅうが城下町の姿をしている全国で唯一の都市であるといえる。】
萩に向かう山間部の道路でのこと。
あちらこちらで茶色い屋根瓦の家をたくさん見ました。
これは「石州瓦」といって、島根県の石見地方で生産されている瓦だそうです。
独特の赤褐色をしており、固くて丈夫、また凍害や塩害に強く水を通さないという性質をもっており、日本海沿岸や内陸部の寒くて積雪の多い地域などでよく用いられているんだとか。
山の緑に赤茶色が映えて、美しい景観となっていました。
そしてもう一つ、気になったのがこの黄色いガードレール。
これも調べると、昭和38年の山口国体の開催にあたり、山口県の特色のあるおもてなしを考えた結果、県道のガードレールを県特産の「夏みかん」の色=黄色にすることになったそうです。
そして、市内に入るとまたまた普段は目にしないものがたくさん!?
ドコモとユニクロの茶色いロゴの看板。
両社ともロゴは赤のはず・・・。
極めつけはこれ。
ピンクとグリーンのはずが茶色一色・・・。
これは萩市の「景観計画・屋外広告物条例の制定」によるものだそうです。
このように歴史と文化がたくさんあり、それを現代において守っていくという精神のあるすばらしい街、萩市でした。
見習いたいものです、うちも・・・。
【マナベ】